幼なじみの理央と真守互いに思いは察しながらも、はっきりしない曖昧な関係は二人を絶望へと導いていく…。たまたまミスコンに参加したことからアイドル活動に関わることになる理央。その理央が、腹黒い権力者達の暇つぶし「サクリファイス」の景品であると警告される真守。理央を護る為に、自らもバイトとして、参加者として、関わることにしたものの、理央へと本当の状況を告げる事は出来ず彼女からの困惑と疑惑に晒されながらも、彼女を守り抜く、というそれだけの為に頑張っていた。しかし…目の前で突きつけられる現実…信じたくない見たくない光景を見せつけられる真守。必死の叫びとともに真っ裸の理央が助けを求める為に手を伸ばしている。その手を…真守は掴む事が出来なかった…。